マルケの伝統!ヴェルディッキオ・ヴィンテージワイン入荷&有料試飲

今日は、マルケ州の伝統ある白ワインをご紹介です。
今週末、4月6日(土)、7日(火)は、ベラティーナでこのワインたちの有料試飲を実施いたします☆


マルケ州は、イタリアの東側、アドリア海に面した中部イタリアに位置しています。ウルビーノという街は、ラファエロ生誕の地として有名です。では、ワインは・・・というと、州都アンコーナ近郊が最大の産地。今回、ご紹介する白ワインもこの地方から生まれたワインです。マルケの伝統あるワイン、その名は『ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ』。
カステッリ・ディ・イエージは土地の名。
ヴェルディッキオはブドウ名です。
かつては、アンフォラという魚を象ったボトルに入り、若飲み用のワインとして世界中に輸出されていたヴェルディッキオ。
が、ここ20年以上にわたり、このヴェルディッキオは大きな変化、変革を遂げてきました。ヴェルディッキオというブドウのポテンシャルに着目し、多くのワイナリーが様々な研究を行い、飛躍的な質の向上を図ったというワケです。
その先駆者ワイナリーのひとつが、ガロフォーリ社です。はじめて、ヴェルディッキオというブドウを「バリック(小樽)」を使用して施したワイリーとして知られています!
このワインとの出会いは20数年前!
こんな華やかなワイン・・・なんておいしんだろうと感動した記憶はまだそのままに残るワイン、それが、ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ・リゼルヴァ“セッラ・フィオレーゼ”(この後は、フィオレーゼといいます)です。
ちなみに、2010年のヴィンテージからリゼルヴァタイプは、DOCGというイタリアワイン法の最高峰の格付けに昇格しています。
さて、フィオレーゼの醸造は、一般的なヴェルディッキオとは、もちろん、異なります。
まず、ブドウは、少し過熟した状態になるのを待って収穫。
ソフトプレスして搾汁されたモストを、フランス産オークのバリック(小樽)で発酵。
発酵後は、そのままバリックで約11ヶ月の熟成。さらに瓶内熟成1年という熟成を経てマーケットに出荷されていきます。
このスタイルのヴェツディッキオは10年以上の熟成にたえるといわれています!
それを体感いただけるワインがベラティーナに入荷しました。
セッラ・フィオレーゼ ヴィンテージ2001! 
ヴィンテージから12年を経て醸し出される、しっかりとした骨格、複雑で、且つ、なめらかな味わいをゆっくりとお楽しみいただける白ワインです。今回は、通常、4,830円を4,200円にて販売いたします。
少量入荷のため、オンラインショップへの掲載はありません!
店舗へお越しいただけない遠方のお客様は、お電話、または、メールでご注文くださいませ!



そして、もうひとつのヴェルディッキオが、ポディウム。
ポディウムという単一畑から生まれた、こちらもリゼルヴァタイプ。
ただし、ポディウムは、バリックは使用せずステンレスタンクで低温発酵、そのまま15ヶ月の熟成、瓶内熟成4ヶ月と、フィオレーゼとは全く異なる醸造方法で生まれたヴェルディッキオです。そして、このポディウムも、ちょいオールドヴィンテージ、2006が到着しています!
こちらも通常3,990円のところ、3,675円にて販売です☆
同じヴェルディッキオを樽で熟成させたフィオレーゼ2001。
ステンレスタンクで丁寧に施されたポディウム2006。
白ワインのヴィンテージものを飲み比べる、素敵な機会です。
畑と醸造、そしてヴィンテージが異なるとこんなに違うのか!
有料試飲当日は、いつもの無料テイスティングにて2011年の通常ヴェルディッキオも試飲いただけます(ワイナリーは異なります、ご了承ください)。

今週末、残念ながら天気予報は雨模様・・・。
そんなまったりしたときは、ぜひ、ベラティーナまでお越しください♪
ワイン好きが募る、楽しい時間がベラティーナにはあります